誹謗中傷や悪質な口コミは早めに削除請求をしましょう。

この記事では悪質な口コミでお悩みの方に向けて、削除請求の流れや早期着手がおすすめの理由を弁護士が解説します。

なお、削除できるかどうかの判断は難しいです。まずは弁護士へのご相談をお勧めします。

目次

1. 弁護士に相談した方がいいかどうかのポイント

  • 「当院の口コミの内容がスタッフや医師への誹謗中傷なので削除したい」
  • 「当社のサービスについて嘘の事実が書かれているため投稿を削除したい」
  • 「迷惑動画の内容が当社の信用を低下させるので削除したい」

インターネットやSNSには様々な投稿があります。
「削除できるのか」「削除請求したほうがいいのか」は悩むポイントです。

次のような投稿で困っているときは弁護士にご相談ください。

  • SNSで誹謗中傷をされて傷ついた。誹謗中傷の投稿を削除したい。
  • Googleの口コミで会社の悪口を書かれて困っている。口コミを削除したい。
  • 求人サイトで会社の悪口が書かれて困っている。悪口を削除したい。
  • YouTubeで会社の企業イメージが低下する動画を発見して困っている。動画を削除したい。
  • ツイッターで迷惑動画を発見して困っている。ツイートを削除したい。
  • 検索のネガティブワードを削除したい。

弁護士は誹謗中傷などの投稿を削除請求できます。
費用が心配という方も初回相談は無料です。ぜひ一度ご相談ください。

2. 削除までの流れ

削除請求の解決までの流れは次のとおりです。

Step1
お問い合わせ
Step2
相談日程の調整
Step3
相談
ZOOMによるオンライン面談を原則とさせていただきます。
Step4
ご契約
Step5
任意の削除請求
↓拒否
Step6
法的な削除請求
(削除仮処分申し立て)
Step7
削除決定
解決
投稿削除

※ご契約から法的な削除請求を行い、削除されるまでの期間は1~3か月程度が目安となります。

3. 削除請求は早めの着手がおすすめ

誹謗中傷を放置すると次の問題があります。削除請求は早めの着手をおすすめします

誹謗中傷や企業イメージを低下させる投稿が半永久的に残る

インターネットやSNSの投稿は、誰かが削除しない限り半永久的に残ります。投稿者自身が投稿を削除する確率は低いです。
そのため、削除のために行動しないと半永久的に誹謗中傷が残ります。

お客様を不安にさせる可能性がある

お客様は口コミを確認してから取引をするのが普通です。

たとえば、Googleの口コミに「ここの医院は、医師免許を持っていない医師が診察をしています。薬の処方もめちゃくちゃです。私はそのせいで病気が悪化しました。絶対にいかないでください」と記載があったらどうでしょうか?

通院するのが不安になるはずです。
悪い口コミはお客様を不安にさせます。

従業員の採用に影響する可能性がある

応募者は求人・転職サイトに登録し、口コミを確認するのが普通です。

転職サイトの口コミに「この会社で先月まで働いていた者です。雇用契約書は作成されておらず、勤怠管理もなされていません。労働時間も異常に長くて完全に労働基準法を無視しています。あと、社長のパワハラもすごいです。」と書き込みがあったらどうでしょうか。

悪い口コミがある会社で働きたいとは思わないです。
悪い口コミは従業員の採用に影響する可能性があります。

取引先に影響する可能性がある

取引先はインターネットやSNSを利用しています。
取引先が誹謗中傷の内容を確認して、取引に影響が生じる可能性があります。

3. まとめ:口コミの削除請求

口コミを削除するには次のような方法があります。

  • サイト管理者に対して任意に削除請求
  • 投稿者に対して削除請求
  • 裁判(投稿削除の仮処分)

悩みの原因となっている投稿があるときは弁護士にご相談ください。

監修者:よつば総合法律事務所 弁護士 辻悠祐
プロフィール

大阪弁護士会所属弁護士。よつば総合法律事務所大阪事務所所長。企業法務チームに所属。インターネット上の誹謗中傷の対応、企業及びクリニックの顧問業務、使用者側の労働問題などを担当している。

※上記記事は、本記事作成時点における法律・裁判例等に基づくものとなります。また、本記事の作成者の私見等を多分に含むものであり、内容の正確性を必ずしも保証するものではありませんので、ご了承ください。

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